だらり。

のんびりゲームやってます

エイチ・アイ・エスのバスツアー。ひとり旅。

鳥取に行くことはあったが、砂丘にどうしても行きたくてHISのバスツアーを申し込んだ。

観光バスは米子行きだったり鳥取行きだったり、ピンポイントに砂丘に行けるタイムスケジュールで運行していなかったのだ。

 

結論から言うと、バスツアーは同行者との道中での会話も込みで楽しむものであり、1人参加はまあまあ浮いていた、、、(笑)

 

まず7:15に西梅田毎日新聞ビルに集合したが、添乗員のひとが浜松浜松と連呼していたので経由は浜坂なのにおかしいなと声をなかなかかけることができなかった。余裕をもって到着していて良かった。

遅刻してきたひとがいたが、5分なら待つ決まりとのことで7:35にバスは大阪を出発した。

 

夏だから仕方ないが、とにかく眩しい!カーテンを引きたくても、席ガチャに外れてしまいカーテンを引くには前の人に了解をとらないと引けない席になってしまったので我慢した。日光アレルギーなので帽子で凌いだが、結構体調が悪くなった。

 

SAで1度休憩をはさみ、

11 時くらいに兵庫県朝来市の海鮮せんべい但馬に到着。工場併設の海鮮せんべい販売所みたいなところで、せんべいの試食とコーヒーが無料で提供されていた。

せんべいが軽い食感でおいしくて、うにとかにを購入した。
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写真はかに。朝来市兵庫県でも篠山より向こうなので、ペーパードライバーの自分はこんな機会でもなければ行くことはなかったあと思うのでそこはバスツアーのいいところだと思った。

 

ここで20分くらい過ごし、次の行程へ。

浜坂の隆栄水産というところでお昼ごはん!

甘えびが食べ放題とうたわれていたが、本当にバット山盛りに甘えびが積まれていて圧巻だった。えびってそんなに大盤振る舞いしていいの?めちゃくちゃおいしかった。

ちなみにビール飲みたい人は現金で購入して呑んでました。ツアー料金には含まれていないので。買って呑んでる人は結構いて、今からバス乗って砂丘行くのに?!って私はちょっと驚いた。
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ちなみに1名で用意されていた席とお料理。これ結構恥ずかしかった(笑)だってみんな談笑してるのにぼっち参加だよ?!みんな私のことなんて気にしてないだろうけど私はいたたまれなかったな~。

 

ここで1時間以上滞在していたが、食べ終わってしまうと周りに漁港しかないし時間潰せず困った〜。ちょっとした博物館?のような建物も休館日だったしね。ちょっと海を見てぶらぶら、って感じでバスに戻った。

 

それで鳥取砂丘へ!浜坂がもうほぼ鳥取みたいな兵庫県だったので、浜坂からバスで30分くらいで着いた。砂の美術館のチケットがツアー料金に含まれているけど、行かなくても返金できないよと事前にアナウンス有り。

砂丘会館で降車したので、砂の美術館まで先に行くグループはコンダクターさんが先導してくれた。


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いまはエジプト展の会期中で、屋内にいくつか作品があるのと、2階のデッキから外に出るとミイラの砂像展示もあった。正直ミイラ怖かった。ひとりだったし。

ずっと行きたかったので念願叶った!

BGMもなんだかエジプトっぽい感じで世界観に浸れたなと思う。

 

美術館をじっくり堪能して、砂丘へ!

上から見るとそんなに広く見えないのに、実際あの砂山を登ると果てしないように感じるよね、足が埋もれるから歩きづらいし。

私はリフトも往復で購入して、砂丘センター見晴らしの丘にも行った。梨ソフト食べた!!!!これはね、本当においしいので鳥取に来たら絶対食べる。旅先で食べると格別だ〜

ソフトクリームって大体ミルク感があるから嫌いだけど、梨はさっぱりしてるから食べやすい。
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砂丘の写真!空と海がきれいに見えて、この日は鳥取県熱中症警戒が出てたけど水分を摂りつつ、しっかり堪能できた!ものすごく暑かったけど、天気悪いより全然いい。

 

砂丘での自由時間は90分くらいだったかな、美術館行ったしリフトも乗ったし砂山登ったしかなりフルに動いたから時間カツカツだった。出発時刻に間に合ってよかった、、、

そして大阪へ戻る。日帰りバスツアーって本当不思議な感覚になるよね、1日でこんなにたくさん移動して体験して、って楽しい。

18:45到着と事前の行程では書いてあったけれど実際18時過ぎくらいについてたように思う。かなり早く帰れた。

 

帰りは爆睡するかと思いきや、アニメを観始めると止まらなくて一睡もできなかった(笑)やっぱり眩しかった。席変わってもいいかって聞く勇気なかったから仕方ないよね。

 

てなわけで大阪⇔鳥取砂丘日帰りバスツアーレポでした〜。

どんな感じかなって参考になれば!

おひとりさま○○ってかなり制覇してるけど、バスツアーは難易度高いかも、、、

食事が一番つらい、貸し切りだから周りに紛れられないし(笑)

楽しかったのでまたツアー申し込みたいな~と思ってます!

アセクシャルなのか?わからない

いきなりだが、アラサー喪女の話をしようと思う。

 

20代、アラサー、喪女。

腐女子ということも追記しておく。腐女子という人種が苦手だという人はすぐに記事を閉じてほしい。

 

人生において一度も好意を寄せられたことがない。

たぶん見た目が悪く(はっきり言ってデブだった)、愛想もないだからだとは思うが、学生時代に一度も恋愛できなかったことは相当痛手だと今になって思う。

ただ、社会人になり15キロダイエットに成功しても何も変わらなかった。結局ブスだからか?書いてて悲しくなってきたな。

痩せたら人生変わるよ!と身内に散々言われてダイエットしたが、変わったのはファッションへの興味だけだった。

サイズの合うかわいい服があるというのはとても嬉しかった。でもそれだけだったんだよな。

 

話を戻す。アセクシャルという単語は2年前くらいに知ったし、そうなのかも?と当時から薄々思っていた。

恋愛感情というものが分からない。

ただこれは非モテの強がりなのかもしれないというのも心のどこかで疑っていて、とにもかくにも自分のことが本当に分からない。

 

性的な話が苦手で、恥ずかしい話だが女性も自慰行為をするということをつい最近掲示板で知った。アラサーにもなって何をと思われるかもしれないが、衝撃だった。

それからもあまり積極的に調べようとも思わなかったのが普通じゃないのかもしれない。

少ない友人や大学のサークル内でも、意図的にそういう話を振られなかったと思う。

おそらく喪女オーラがすごいのだろう。

 

人間を好きになる感覚がわからない、人が怖い。

男性は子どもの頃から苦手だった。

父がすぐ怒鳴ったり、自分の子どもだけでなくよそでも怒鳴り散らすような人間だった。

もちろんそんな人ばかりでないと思っているが、やっぱりちょっとは影響してるのかな。

他人のせいにするのはよくないか...

 

とにもかくにも、彼氏ができるなんてことはおろか、好きな異性もしくは同性なんてものもできたことがない。

性欲も感じないと思う。AVとかも一切観たことがない。

静止画をみたことはあるけれど、なんというか...生々しいな...としか思わなかった。

 

いよいよおかしいのでは?アラサーだし、この年まで誰にも好かれないって相当人間性に問題があるのでは?まだ20代のうちにセックスくらいしといた方がいいのか?でも相手いないしどうしようもないなとか、色々考えた。

 

なにか脳に異常があるのか?と悩んだ挙げ句、

とりあえずマッチングアプリに登録しよう!と、大手っぽいアプリに顔写真つきで登録した。

結果、1日で退会した。

メッセージは5、6人とやり取りして

そのうち私の地元に現在住んでる、年も近め人と通話もしたし会おうって話にもなった。

 

当日よろしくお願いしますとメッセージを送ったあと、急に怖くなった。

飛び込まないと現状は変わらないぞと自身を鼓舞して登録したはずなのに、本心では全然乗り気じゃなかった。

通話した人が夕飯を食べながら電話してきたことが急に気になったし、人として失礼なのでは?と思った。初対面どころか会ってすらいないのにその対応なら、会っても仕方ないのでは?

でも会わないとわからないし、そもそも私なんかと付き合ってもいいという人なんているのか?すごく脳が揺さぶられて、自分でも感情が焼ききれそうだと思った。

 

妹は仕事で忙しく連絡がつかなくて、夜中にも関わらず実家にいる母に泣きながら電話した。

どこかおかしいのかも、結婚しなきゃ、彼氏つくらないと、そんなことばかり繰り返していたと思う。

結局お断りしてしまった。メッセージ送ると、普通の優しい人だったようで問題なくキャンセルの連絡ができたし、気遣われてしまった...でもホッとしてる自分もいて、どうしたいのか分からなくなって退会した。

これが1日の出来事である。

 

アラサーでこれならもう救いようがない、一生こうやって喪女として生きていくしかないって思ったりもする。

でも恋愛はしてみたい。

昔は少女漫画を読んでいた。今はもう読めないけれど、あんな風に胸を焦がすような恋愛がいつかできると疑っていなかった。

でも実際は違ったし、そもそも動こうともしない私に何かが起きるわけもない。

例の掲示板では「普通に生きてて誰からも好かれないとかあるの?」というような書き込みが飛び交っているし、やっぱり私に問題があるのか?

私が他人を拒絶するから他人からも拒絶されるのだろう。

でもいまさらどうすればいいかわからないし、振り出しに戻るがそもそも誰かを好きになるという感覚が私の中に存在しない。

 

冒頭で書いたが、腐女子であり他人様の作品は楽しく読む。描きたいもしくは書きたいと思ったことは何度もあるが、そもそも自分に恋愛経験もなく恋愛感情も分からないのだから、筆が進むはずもない。もはや諦めの境地。

夢小説も普通に好きなので、ランキング上位で文体が合うものは進んで読む。

推しカプというか、よく読むカプはあるけど地雷は別にない。原作を履修していて、かつストーリーとして楽しめればなんでも読む。

ということを繰り返し、8年くらいROMっている。素晴らしい作品を産み出してくださる方々、ありがとうございます。

純粋に読んでると楽しいというか、濡れ場シーンもがっつり読むし、いいなあって思う。

そもそも自カプというものが存在しないし、誰かが書いた作品を読んで萌えるな~という程度なのでこれは腐女子と呼べるのか?と時々思うけれど...

何も産み出すことのできない自分はもはやオタクですらないのかもしれない...

 

なんで腐女子の話をしたかというと、セックスいいな~とは思うわけである。

過剰に夢見てるわけではないし、世の中のみんなやってるってことは料理洗濯と同じノリなんだろうなとは思うけど、このまま誰とも何もないまま人生終えるのはそれはどうなのか?と...

セフレとかよく二次創作で見かけるけど、みんな本当にそんなことしてるの?

不倫とかも、相手がいるのにさらに誰かから好意を寄せられるの?すごすぎん?みんなどんなけ魅力的なんですか?

悲しくなってきた。なんのために生きてるんだろう。

 

職歴もクソ、いまの仕事ももはや辞めたい。便利な小間使いとしか思われてない、どこに行ってもそう。

結婚したら気持ちも変わるんかなて思ったけど、好きじゃないのに結婚とかする必要あるんかなって思っちゃうからそこまで割りきれない。

 

じゃあもうオメーは一生独身だし喪女だわって言われても仕方ないことばかり書いてるけれど、なんというかもうどうしようもないのである。出会いを探しに行けとか言われても、趣味がない。ずっと友達が少なかったし、一人で完結する趣味しかない。

 

これってアセクシャルなの?ネットで検索とかしてみたりするけど、当てはまるようなそうでないような...

鬱病とかもそうだし私も鬱って診断されたことあるけど、本人がそう思うだけではアセクシャルって言えるんかな?とか色々考えちゃって。

特に私の場合は喪だからそれを言い訳にしてるんじゃない?って自分で自分を許せない部分もある。

 

人生、楽しくないよ。職場と家の往復だし仕事は嫌なことばっかりだし。

せめて好きなひとでもいれば違うのかな。

分からないや。努力が足りないのかな、

努力か...みんな努力して生きてるんだな。

情けない。消えたい。みんな普通にできることが、私にはできない。

やっぱりどこかおかしいのだろうか。

 

暗くて申し訳ない、まとまりもない。

ブログだからいいか。

OLにハマっていた4ヶ月は長いようで短かった

半年ぶりくらいにブログ更新したいなと思って。

 

私はずっと2次元のオタクで、音楽を聴くこととソシャゲが大好きな人間だったんですよね。

でも夏頃、資格試験を終えて燃え尽きたので(結局落ちてたんですけど!)新しいコンテンツにハマりたい~って思って呟いたら、フォロワーさんにあるドラマをオススメされて。

ちょうど続編にあたる映画が公開される直前でもあったので、ハマったらすぐ映画観れるしちょうどいいやくらいの気持ちで観始めたんです。

 

ピンと来た人もいると思います、そうOLですね。まあそれに見事にハマりまして。

本来の放送が2018年だったのかな、だから1年越しに波に乗ったわけなんですけれども、そこからまだ4ヶ月しか経ってないなんて信じられないくらい色々あったなと、今思えばオタクのみんな感情が忙しかったね。

 

映画に関しての感想はもう控えますけども作んなくてよかったよねという一言に尽きる。

ドラマの幸せな気分のまま良作ドラマで終わってほしかった。

結局ハッピーエンドじゃなかったと思ってるので...まあそれは置いといて。

 

S2とかね!いや全然個人的には楽しみだったんですよ普通に。S1楽しかったですけど信者とかじゃなかったし、逆にぎゃいのぎゃいの公式に言ったりする盲信オタク怖すぎるとすら思ってました。

ごねれば言うことを聞いてくれるとでも思ってたのでしょうか?

アイコンとかも公式は折れちゃダメでしょって思っていました。もっと毅然とした対応でよかったのに、最後まで何もかも中途半端であーあという印象。

S1のオタクも、続投しなかったキャストさんを必要以上にageてる気がしてちょっと狂気すら感じた。確かによかったけどね、彼ら彼女らはそれが仕事だからね?プロだもん。

すごいけど、仕事だから。

 

結局S2のキャストさんもかなり好演だったじゃないですか。

内心どうだったかはインタビュー記事などでは推し量れませんが、演者さんたちは楽しんでたのかな?

途中から観ていた勢だったんですけれども、話の作りが雑すぎてとにかく全然感情が揺さぶられなかった。

 

ラストも雑。演出に媚びが見えたし、ラストにはお前らに向けて製作してんじゃねえよという運営の意図が見えた。

最後5分でくっついたカップル(?)に関しては正直妥協感がすごいし、言い寄ってきた人を振りまくった結果誰もいなくなってたから焦って最後まで残った人の手を掴んだ感がある。

いやいいんだよ、くっつく相手に問題があるとは全然思ってなくてむしろ報われてよかったと思える相手ではあるけど展開というか、心情がね?こりゃ長続きしないよというくっつき方だったじゃん。

三作目なんだからそれなりの長さ視聴者は二人を見守っていたわけで、もっと丁寧にヒロイン扱うべきじゃないかな?くっつけるならそれはそれでもうちょい過程いるよねってお話ですよ。

 

リアタイは無理で後からTVerで観たんですけどね、終わったあとは混乱と喪失感がすごかったとはいえもう今は本当になんともないというか、もはやどうでもいい...

シリーズ終わっちゃう!とかも思ってたし、なんだかんだ続いてほしいと思ってたんだなとか自分の中でも気付きがあったけれど、

たぶんこれで終わっといた方がいいと思う。大事故になる前に。

S1も色んな要素がかけ算で作用してかなり良質な作品になったけど、本来の製作の実力が分かったというか、気づかされたというか。

シナリオブック2冊とも買ったけれど、文章じゃクスっとも笑えないのが証拠かな。

 

S1の方がよかったとか言うつもりもないし、そんなこと言う権利も別にないけど

映画の円盤も予約して入金したけどもういらないかな...とすら思えてきた。

色々ありすぎて純粋にあの世界に浸っては観られないと思う。

熱が冷めるのって本当にスーっていくのね。

 

好きになりすぎると辛いからできるだけ好きになりたくなくてすぐに次のジャンル探すんだけど、懲りずにまたハマっているオタクなんです。

うーん。つらい。むなしい。

楽しい思い出は残ってるんですけどね!

 

追い打ちをかけるようにキャストのプラベ報道ね。

そんなん知りたくないけど、インターネット社会だからニュースに出てくるのきっついわ~

別に関係ないけど、あの作品撮ってる時にあの女の影と思うと結構精神によくないな。

あまりにも仕事へのモチベーションが低いことで有名じゃん。見てても思ってたけど、同レベだったんだと考えるとかなりショック。

作品の質まで落ちたような気分になる....

うん、もうどうでもいいや。忘れよう。

 

とりあえずさようならOL。

最終回を観終わって

19話あたりから既に吐きそうだったんですよね。

もう24話でフォックスと決着つけたあとにブラン力とベンチで話してたじゃないですか。ブランカ結局どういう立ち位置だったの・・・?と混乱しながらも号泣。

 

だってこの後死んじゃうんですよ?BANANA FISHは中身を知らないシンがアッシュの指示で手を離したことにより火の海の中へ。

ゴルツィネも死に、やっと解放されたと思った矢先に…私とカリブヘ来ないか、とブランカは言いましたね。

アッシュはあんたの孤独を埋めるために存在しているわけではない、みたいなことを発言していましたが…ブランカも、撃たれた英二についていこうとするアッシュに対し、英二はアッシュを救うために存在しているんじゃないって諭していましたよね。

愛して滅する道を選ぶ側の人間ってことですかね。

 

アッシュは英二の見舞いをすることなく、二度と会わない決意を固めていましたよね。

お人よしのシンはアッシュに会いに行きます。本当に優しいな。

生前アッシュと日常会話した最後の人間ってことですよね。そう考えるとまた泣けてくる。

で、病室で英二から預かったアッシュ宛の手紙を渡す・・・・これですよ。

スマホある現代版にしたのに手紙のままなんかいとか色々思ったんですけど、でもラストは手紙じゃないとダメなんですよね。

原作読んでないので、本当にアッシュの穏やかな寝顔で終わるんだなと・・・・嗚咽が止まらなくて…本当に寝てるだけならどれほどよかったか・・・だって英二を見送りに行こうと思って駆け出したわけじゃないですか。その隙にラオに刺殺されたわけですけども。二度と会わないと言いつつ、やっぱり見送りに行こうとしてたじゃないですか。

 

もうこの辺のことを書くと考え込んで手が止まる…助けも呼ばず、死ぬつもりで図書館に戻って手紙を大事に読んで。

そりゃあ幸福だったと思いますよ。そうしたかったんでしょう。

でもそれでよかったのかなと•••もうね、今の私では分からない...病室でさよならって言ったのが最後って。

英二に癒えない傷を残して・・・命に代えても守ると決めていた彼のことですから、英二が生きてるだけでよかったんでしょうよ。

彼にとっては最上の死かもしれませんが、遺された周りは失った悲しみを一生抱えていきる。アッシュはそれを一番よく分かっていたのでは?

人間の死亡率は100%とはいえ、別れの準備をできないまま急に亡くなるって本当に心臓に悪いというか引きずりますよね。

 

アッシュが死ななかったら、英二がNYの永住権を獲得することも写真家になることもなかったのかな。なかったですよね。

日本に連れてってくれって伊部さんに言ってたじゃん。アッシュ。

本気だったのかそうじゃなかったのか...もう分からないけれど。

あの最後を救いのあるものだと思う自分もいるし、いやそうじゃないって信じたくない自分もいる。

 

あれが至高だと思えない自分もいる。

思えないもなにも、それが事実でありそもそも最初からフィクションなんですけど・・・伊部さんに無いのって聞いてた英二の棒高跳びの写真、見れないままだったじゃん。

ねえ、アッシュ。

 

普段あんまり感情移入しない私ですが、ものすごく入り込んだ作品でした。

久しぶりに・・・本当に死んじゃったんだなって。いや本当には死んでないからね?と身内からツッコミを受けましたが、それほどの喪失感でした。

 

でも、スッキリしたのも事実かな。観る前の方がずっとぐるぐるしてた。

でもアッシュが別人を装ってキッパードと接触したときに、ブランカに狙撃される前に黒幕の名前言おうとしてたじゃないですか。

あれ結局誰だったの・・・?ゴルツィネのさらに黒幕ということ?観てる限りでは明かされなかったような...見落としか理解不足なのかな。

ああ~ブランカ・・・あの話で手放しに善人と言える人間はいないですけど、ブランカは結局どんな立ち位置を・・・?あれで本当にBF計画は終わったのかな。

 

あとゴルツィネってアッシュの本名知ってたんですかね?ずっとアッシュて呼んでましたけど。まあ調べられないはずはないんですが...アッシュに生きていて欲しかったなあ。いや、もちろんラストを否定する気持ちはないんですけど。

否定も何もあれがあの物語の中の事実ですので。

ただ思うだけは自由かなって思うんですよね。アッシュは救われても英二と読者は救われないという・・・シンも兄と尊敬する人物を同時に亡くしてるんですよね。

しかも仕掛けたのは兄。

 

最後の会話でアッシュ何も言わなかったのに、空港で英二にアッシュがまた会おうって!と伝えていましたね。

なんていい子なんだ…自分が思ったことなのかもしれませんが、押し込めているアッシュの本心を代弁したように見えました。

 

 

救いのあるラストだったかはわかりませんが、永遠に苦しみから解放されたアッシュの高潔な魂が安らかに眠りますよう。

そしてまたどこかで英二の魂と巡り合えますよう。

心をこめて。

BANANA FISH感想というか思ったことパート2

※この記事にはラストの展開やインタビューの内容を含みますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

21話までちょうど観ました。もうね…心臓が耐えられなくて観てられない…普通のアニメだとここから大逆転で主人公は平穏な暮らしを手に入れるでしょう?

 

でもこの作品の場合そうではないから・・・しかもフォックス出てきてからさらにハードになるじゃないですか。もう耐えられないですよね・・・。

読者はもちろんアッシュ・リンクスの人生に寄り添っているわけですから。

英二もですけど。

 

私はDVDを購入して鑑賞しているのですが、ブックレットの声優さんインタビューが大変興味深いなと思いました。

福山さんも斉藤さんも森川さんも原作を読んだことがある•もしくはファンだと回答されていましたよね。

これ本当にすごいことですよね。30年前の少女漫画、、、であるのに斉藤さんは特に私と同じ世代なのに本当に読書が好きなんだなと感心するとともにBANANA FISHという作品が与える影響力の大きさを実感しました。

骨太な絵柄と内容と福山さんが仰っていましたが、その通りですよね。ジャンルとしては何になるんだ・・・?という。

 

一番共感したのが、シン役の千葉翔也さんのインタビューです。英二のすごさを分からないまま読み進めたので理解が追い付かなかったという言葉と、この物語の中でアッシュが生きていたことは事実であるということ。アッシュの最期をよかったとは言えないけど、名作であるということ。

ああ~言いたいことがすべてここに凝縮されている・・と100万回同意しました。理解が追い付かない。この一言に尽きるんですよ。2年間の物語のほんの一部を我々は見ているわけなんですけれども、なんというか、描かれていない間に何が起こっているのか?トラブル続きでピンチばかり、緊迫したシーンが続くことで精神がどんどん疲弊していく・・・もちろん監督が一貫して伝えたかった

「英二とアッシュの絆」はアッシュの行動によく表れていますよ。俺はあいつ(英二)がいないとダメなんだ.. . ! というアッシュのセリフですが、英二がいることでやっと人間らしくいられるってことですよね。

自分の欠けた部分を持っている英二の魂に惹かれたのでしょう。アッシュも持っているものだと思いますけどね。

いろいろ鎧を纏いすぎたせいで失ってしまったと思っているんですかね・・・無差別でころしてるわけでもないし、フォックス戦の前に英二に話していたように、フォックスは人を合法的にあやめるために戦地へ行くが、俺はあっちからやってくるという発言をしていましたね。

ずっと昔から人を手にかけるなんてしたくなかったんですよね。

 

なのに周りがそうはさせてくれなかった。これですよ。主人公に幸せになってほしいと願う読者の気持ちの根底は。

運命に翻弄されながらも抗い続け自由を求めた結末。何よりも欲しかったただ1つの絆を手に入れ幸せだったのかもしれません。

でも死んでしまったら何もかも終わりですよね。

作中では何度もさっさと56せばいいだろとか、英二に手出ししない代わりに自札しろと迫られたら躊躇いなく引き金を引くようなアッシュでしたが、別にあの世へ積極的に逝こうと思っていたわけではないことは明らかです。

確かに大勢の命を奪いました。けれど全て正当防衛といって差し支えないでしょう。

アッシュがやらなければ既にアッシュ自身が英二と出会うとっくの昔に存在しなかったことと思います。

 

何といいますか、もうアッシュって文字を打つだけでももうつらいですね…まだ3話あるので統けて感想書くと思うんですど、すでにめちゃくちゃ気分が落ち込んでいて寝るときも起きたときもどんよりとした気分なので…なんてこった…

 

ブランカ役の森川さんが、あれも一つのハッピーエンドだと回答されてましたが、私はそうかなあ・・・と思います。作者様も、女子ってのは生きていなければ幸せじゃないみたいな観念が強いみたいなことファンブックで言っていましたし(超意訳です。)本当、アッシュにとっては幸せかもしれませんよ。

 

でも生きててもまた標的にされるとか搾取されるとかそんなことは生きてみないと分からないし、幸せになるか不幸になるかというのも生きてみないと分からないことじゃないですか。どうしてもつらくて4にたいと思うこと、あります。

ここから飛び降りたら楽になれるかなとか生まれてきたくなかったなとか、思ったこともありました。

結果的にいま人生そんなに楽しいことばかりじゃないというか別に楽しいこととかないですしむしろこの国にいたら破滅するなんてこと分かっていますけど、生きててよかったなと思う瞬間は多くはありませんが確かにあります。

その分つらいこともたくさんあります。

 

アッシュは他人の一生分の苦しみをかき集めてもなお抱えきれない苦しみや辛さを幼少期から植え付けられ、奪われる人生だったと思います。

だからこそ生きて自由になった生を謳歌して欲しかった。だってもうこの世から去ってしまうと無じゃないですか。

遺された人間の記憶の中で生き続けるとはいえ・・・・それでいいのか?もちろんこれが幸せなラストだと考える人もいれば、私のようにそうなのかなあと思う人もいると思うんですね。

最期まで自分のことを掛け値なしに心配してくれる友人がいた、それだけで幸福なのかもしれません。そこは本当に納得しているのですが…

どうにもね…生きている人間は誰も死んだことがないので死は怖いと思います。でもアッシュは違った。死が怖くない、でも生き延びるために無茶をし続けて最期は幸せな気持ちで逝く…こう書いてみるとまとまったようなまとまらないような。

 

ずっと思考が支配されてるんですよね。この作品に。純粋に大好きという感情では表せないですが、心の奥底に閉まって大事にしたい作品だなと思います。幸せについて考える時間を持てただけでもこの作品に出会えてよかったなとも。逆につらすぎて寝込んだことを考えるとやっぱり知らなければよかったとも・・・どうなんでしょうね。自分でもよく分からないんです。まだ続きます。

BANANA FISHはハッピーエンドだったのか?

2019年5月、社会人になってからは一切アニメも観なくなり、完全なるソシャゲオタクと化していた私。これではオタクと言えるのか、アニメを観た方がいいのではないか・・・となぜかよく分からない使命感に駆られて、大好きな作品であるFree!の監督が監督されたと記憶に残っていたBANANAFISHを観ようとね、思ったわけです。これが深い沼…いや、闇でした。闇に引きずり込まれたという感覚が一番近い。


※この記事には物語の結末に触れていますのでご注意ください...





アニメ観る前にざっとあらすじと結末を読んだんですよ。好みじゃなかったら観る時間がもったいないなと思うのでいつも先に話を調べるのですが・・・
アメリカが舞台で主人公がアメリカ人なんですよね。ストリート・ギャングのボスであるアッシュ・リンクス。
そこに取材の同行で来た英二と出会って、ある薬物を追う2年間行動を共にするうちに、魂の片割れと呼べるほどの絆を育むというストーリーですかね。
約30年前の少女漫画なんですよね、なんと。私は中高とベッコミ信者だったので、BANANAFISHもベッコミだったのか~と感慨深かったです。
ずっと読んでいた月刊誌だったので。少女漫画としては珍しいと思われるヒロイン不在。むしろ少女漫画というジャンルで括っていいものなのかどうか・・・大作すぎて・・・


漫画はあまり買わない派なのでまだ買っていません。ANOTHER STORYもいつか買おうと思いつつ、なんとなく踏み切れず買っていません…だって読んだら終わっちゃうじゃないですか。アッシュ死んじゃってるし。で、いま9話まで観たんですよ。ちょうどショーターを撃ったところですかね。いやあ、重い・・・ずもおおおおおん…という感情ですよね。

ゴルツィネの処刑場でバナナフィッシュを打たれたショーターが天使の像を見て一瞑正気を取り戻すじゃないですか、
それでアッシュに56してくれ、苦しい、と救いを求めるわけなんですけども。
あれ、最初観たときしばらくなんで天使を見て正気に・・・?そんな信心深かったの?と疑問だったのですが、ANGEL EYESのドラマCDを聴いて納得しました。
アッシュが天使のクリスマスカードに似ていたんですね・・・・これ、分かったとき涙止まりませんでした。あと繋がれていたアッシュがどうやって銃で撃ったのか不思議だったんですけど、オーサーが操作して一瞬解除したんですね。どちらかを撃たせるために...

いやーゲス野郎というかこんな人間いんのか?というか(フィクションですけど)

ゴルツィネはアッシュのこと好きだとかワシのもんじゃとか言ってるけど永遠にアッシュのことを理解できるわけないだろとかね、思うわけですよ、アッシュとオーサーを氷と炎とか言ってましたけど、どう見てもアッシュ炎でしょ....あんな熱い男いないでしょ・・・

アニメしか観ていないのであんま語る資格ないかなとも思うんですけど、9話でなんでアッシュは親友を苦しみながらも撃ったのかですよね。グリフを見てきたから仮に生き永らえたとしても廃人、一生幻覚に悩まされる人生から本人の希望もあり救ったとも見えますし、英二を救ったとも見えるなと。アニメだけ観てると、9話時点ではどうもアッシュと英二の絆みたいなのが感じられなくて・・・
なんでアッシュそんなに気を許したんだろうと若干疑問なんですよね。
ドースン宅で月龍が背後から近づいたのには素早く反応したのに英二が後ろから近づいても自然に受け入れてたじゃないですか。

もちろんアニメに描写されていない期間でそりゃ絆を育んでいるとは思いますけどね!スキップとアッシュと壁で行き止まりって時に水道管で壁を飛び越えた描写、感想とか見ていると原作じゃ一瞬なのにアニメでは丁寧に描かれていたとあって、これをきっかけにってことなのかなあと思ったり思わなかったり。
そもそも壁飛び越えたことで二人のこと助けられたんですっけ・・・アッシュは助けてくれたじゃないかってその後も何度か言っていましたけど、英二くん警察官の前で気を失ってませんでしたか・・・?理解力が全然足りていないだけかも..

そもそもこの話って誰を救済して何を伝えたい物語なんだろう・・・と・・
結末や展開を知っているばかりに、進めるごとに呼吸困難になってくるんですよね。
もう辛い展開にしかならないってわかっているので。
9話から10話に進めるとき、あまりに心臓に負荷がかかるので一時間くらい寝込みました。本当に。
なんでこんな思いをして観てるんだろう...と何回も思いましたが、それでも最後まで見届けたいんですよね。

ラストのことを考えると、アッシュの「生き延びてやる」やら「ころされるのは得策ではない」のような発言も涙しか出ません。
自由を求めた先に果たして何があったのか?
危険を承知でアッシュの傍にいることを選んだ英二と、弱点と知りながらも手を離さなかったアッシュ。
オーサーとの決着の夜、英二を日本に帰そうとしましたね。本当に帰すつもりだったのでしょう。
でも伊部さんも察していたように、英二はコニーアイランドヘ向かった。
そうせずにいられなかったということですかね。
正直英二ここ来た意味あったか?とかなんで名前呼んだの?とか色々思うわけなんですけども、アッシュにとってはそれでよかったんですよね。

俺はお前に見られていられたくない!のセリフですが、人ごろしは俺一人で充分だ、とか
アッシュの発言からするとこれ以上罪を重ねる自分を嫌いになってほしくない・・・ということなんでしょうか。
いや、親友を苦しみながら手にかけてしまったことで、もう今度こそ気が狂いそうだったということでしょうか。
英二の手を汚すわけにはいかないという気持ちも痛いほど伝わってきます。
英二のためでもあり、これはアッシュのためでもあったのかも。
自由と無垢の象徴である英二にはそのままで居て欲しかった、そんな英二に傍にいてほしかったということなんですか…罪の意識…は今さら感じているのかどうかですが、さすがに自分にとって今まで手にかけてきた名もなき命とは違って特別な命だったわけなので…ううん。
言葉にできない。考えても分からない。
闘いがこれから過酷化することを分かっていて・・・なんというかもう、残酷ですよね。
胸が痛い。
ショーターが解剖されているのを目にしたあとドースンを処刑しますが、そのあと奴らの手にショーターが永遠に渡らないようにするじゃないですか。でも国立衛生センターに運ばれてしまうと、ショーターの脳が使われていることを知り、怒り狂う…ってもうなんて残酷な・・・そりゃ怒りなんてもんじゃないし、100度ころしてもまだ足りないよね。
なんでなんですかね。もうどうすればいいか分かりません。

オーサーとの決着も、サシの勝負と取り決めていたのに電車を使うという卑怯な真似をしたオーサーに対して、銃で終わりにせずきちんと決着をつける・・・まずあそこで列車に飛び乗る苛烈さですよね。30人も敵がいるのに乗り込みますか?


今度こそ死ぬかもしれないと本人が思っていたように、かなり危険な状況だったにも関わらず英二をわざと突き放して一人で向かう・・・
まとまらない。言葉にできないですよ。

オーサーが仲間を呼んでいる時点でもう決着ついてますよね。
敵わないと思ってるからこそ数で勝負するんですから。しかも列車でオーサー以外始末した後、オーサーが投降のポーズをしたときにあそこで撃とうと思えば撃てたわけじゃないですか。
それを拒否してナイフで勝負ですよ?ケリをつけようという魂の高潔さじゃないですか?
できないですよ。できない。

まだここまで書いた時点で11話とかなので本当何もかも怖くて、ホラーゲームやる人ってこんな気持ちなのか?とかよく分からないことを考えたりして、
アニメを観るときにこんな気持ちになったことなかったんですよ。本来ならもっと頭を空にして観れるお気楽でゴキゲンな話が好きなので。死ネタとか地雷なんです。
でもBANANA FISHはあらすじを読んだときからもう惹かれずにはいられなくて、なんだろう、人間の汚さとか抱える孤独とか、救いを求める心だとか、そういうのが一気に突き刺さったんですかね。

この話はアッシュが救われる話なんだと思います。
アニメしか観ていない人間ですが、英二とアッシュというよりはアッシュ一人に感情移入してしまう。
主人公なので当たり前ですかね。
アッシュの抱える孤独と絶望、希望を求めて英二にすがる姿、全ての行動が人間らしく、スーパースターなのにそれだけじゃない、むしろ持って生まれてしまったことが諸悪の根源というある意味持たない方が幸せだったのかもしれないという...
幸せってなんだろうと何度も考えました。

ファンブックでは永遠の自由を手に入れたアッシュの魂が安らかに眠ることを祈ろうというようなことが書いてあったんですけど、やっと自由だと思ったら永遠の眠りですよ?
アッシュは死が怖くないと語っていましたが、しにたいと思ったことはないって言っていたじゃないですか。

生きていても懲役300年…3回生まれ変わっても塀の中。そう思うと英二からの愛に包まれ、幸せな気持ちで逝けたのは良かったのかなと・・・いや、死んでしまうとなにもかも終わりなのでよくはないんですけど・・・・
生きていても結局またアッシュの持つ力に群がる人間に追われていたのかなとか、搾取され統ける人生になったのかなとか、それでも英二と一緒にいたら生きているうちに本当の自由を手に入れることが出来たのかなとか。何が幸せなんでしょうね。

世の中に絶望していたならそりゃもうハッピーエンドだったと思うんです。アッシュにとって。でも世を憎んでいたわけではなかったですよね?火の粉を振り払って生きてきただけで…現に英二という希望を見つけ共に在ったということは絶望はしていなかったのでは?

まだ続きます。また書きます。

聖地巡礼の話

聖地という言葉があまりしっくり来ないので舞台巡りと表現したいのですが、あんまり好きな作品の舞台巡りとかしたいと思ったことないんですよね。

これは個人的な意見を残すために書くので本当に私の主観なのですが・・・
まず前提として、ゲーム漫画アニメはすべてフィクションであり、推しも架空の人物であるという当然とはいえオタクとしてはスーパードライな考えが根底にあるんですよね。
だって生きてないじゃんっていう。本当に好きな気持ちはあるんですけども、生きているという感覚は皆無なんですよね。
いくら新規描き下ろしを「撮りおろし」と表現されたり、推しキャラのインスタが開設されても更新しているのは運営スタッフなのでなんというか・・・

楽しめなくて損だなと思いますけど推しが更新しているわけではないと冷静に思うというか、そういう考え方なんですよね。
サイン入りとかも、でもこれスタッフの手書きじゃん!ってなっちゃうんです。
う一ん、ある意味オタク謳歌できていない。

さて、舞台巡りの話ですが。もともと出不精な人間であるということもありますが、ないんですよね。その話の舞台になった場所に行きたいと思ったことが。
だって現実に存在していない=その場所にも実際にいたわけではないと思ってしまうんです。
じゃあ現実に存在する推しゆかりの地なら行きたいかと問われるとそういうわけでもなく。
だって生まれ育った家とか興味あります?あんまりありません。私なら迷惑だなとも思うので。
あとMV撮影現場とか。全然行きたいと思ったことないです。愛が足りないからダーとか言われそうですけど、愛関係あります?
その人物を応援する気持ちに、全部を知りたいという気持ちは含まれないんですよね。私の場合。
見える範囲でいいし、自ら首を突っ込むこともないかなと。私はオタクですが、広く浅くタイプです。現実の女性アイドルグループも好き、アニメもたまに観るしソシャゲも5つくらいゆるく回す。
推しイベは少しだけ頑張る。そんな感じです。
次から次へとハマるし、息が長いものは私の中で息が長い。飽きるものは一瞬で飽きる。一つのジャンルをず一つと好きでいる方のことは純粋にすごい熱量であり、よきファンであると思いますが真似はできないかなあと思います。人それぞれですからね、性格って。迷惑かけずに好きでいるのですから、特に問題はないと思います。グッズや円盤は欲しい派なので新品で買いますし。

その代わりいくら資金があっても足りません。
オタクあるあるですよね。以前Twitterで、作家の先生が「ゲームのおもしろさはゲームの外側にある」と書かれているのを引用しているツイートを見ましたが、なるほどと思いましたね。
無理してグッズの数でマウント取ったり、現地オタ以外は認めない、みたいな風潮・・・まあ風潮というかそういう人もいるよという程度ですが、結局は自分の人生なので自分の人生をいかに豊かにするかに注力したほうがいいなとね、最近やっとこさ気づいたわけです。なかなか難しいんですけどね。
外的要因に振り回されないって。
特に自分の場合は神経質ですし、他人の書いたアドバイスがあてになるとも限らないので。舞台巡りしてる方のレポとか、いいなあと思うんですけど自分は別に行かなくてもいいかなという考えを文章化しました。